2018/02/19 12:15

少しずつ朝日が昇るのが早くなって、土も風も緩んできましたね。
七十二侯によると、いまは「土脉潤起」。雨が降って土が湿り気を含む、という時期です。

実はカラダの中にも同じことが起きているのをご存知ですか?
春は、水のエネルギー、"カパ"が強くなるシーズン。

カパが強くなると、だるさ、眠気、むくみ、便秘、肥満、アレルギー性鼻炎、
憂鬱、停滞感などを引き起こしがち。
花粉症や眠気など、まさに春に起こりがちなトラブルですよね。

解消するには、スパイスをたっぷりとることが有効ですが、その他にもたくさんの方法があります。
こんなに簡単でいいの?と思うことばかりですが、思った以上にカラダは素直。すぐに実感できますよ。


カパ(水のエネルギー)を下げるためのケア
カパには、湿っている、冷たい、重く、遅い、という特徴を持ちます。
そのため、カパ下げるためには、なるべく逆のことやものを取り入れるのです。
乾いて、暖かく、軽く、早く!を心がけましょう。
具体的には・・・

食事は軽め、春野菜やスパイスをたっぷりと

カラシ菜、春キャベツ、春玉ねぎ、ウドやラデュッシュ。
苦く、苦く、渋い野菜はデトックス効果バツグン。
春に旬を迎える野菜をどんどん摂りましょう。お肉や乳製品は控えめに。

おすすめスパイス
ブラックペッパー、ジンジャー、チリ、クミン、マジョラムなど
ほとんどのスパイスはカパに有効。どんどん取り入れましょう!

6時までの起床を心がける
一日の中にも、ドーシャは移り変わります。カパの時間は、朝6時〜10時。
そのためこの時間に起きるとだるさ、眠さが余計に高まります。6時以前に起きるようにしましょう。

刺激を与える
朝日を浴びながらのランニング、乾布摩擦、鼻うがいなど。激しめの運動もおすすめです。
そしてなるべく冷やさないように心がけましょう。


さあ、気軽にトライできるものばかり。
アーユルヴェーダの知恵で、快適な春を過ごしましょう!



アーユルヴェーダの知恵とスパイスあつらえて  整えごはん
三野村なつめ


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